教え子の同窓会に参加して・・・
30年前の教え子たちの同窓会に参加した。
あの当時、この学年は相当、荒れていて、私は教師として
自信を失いかけていた。辛い記憶し残っていない、そうした学年だった。
招待状を目の当たりにして、参加するかどうか迷ったが・・・
だが、参加して良かった。彼らは40代の半ばになり、みんな立派な大人
になっていた。そして何より嬉しかったのは、私が苦しみながらでも、
逃げないで彼らと真正面と向き合っていたことを彼らが感じ取っていてくれたことだ。
「君たちとは1年間だけの担任だったが、互いの信頼関係を得るには、1年生から担当したかったよ」との言葉に、
「先生との一年間は、3年間と同じくらい深かったよ」と言ってくれた教え子。
その瞬間、あの当時の苦しみがうそのように消えていった。
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