「福山のホテル火災に思う」 その2
(中央公園のバラ)
昨日の続き:
今日もトップニュースは、福山のホテル火災だった。
市や消防署の視察・指導を受けるたびに、「金がないから今すぐには改善することができない」
と、その時々をごまかし、何十年もそのまま何の真剣な対応をしてこなかった経営者。
その報いがこの惨事だ。無念にも死に追いやられた犠牲者遺族への賠償金、法的な刑事処罰、
そして社会的制裁など、これからの人生のすべてを、この惨事を引き起こした全責任を背負って
いかなければならない。7名もの命の重さを受け止め、一生監獄で7名の供養をしてほしい。
さて、一方、昨日も触れたが、日本の法律はどこか間違っていることが多い。
ホテル経営など他人の命を預かる職業には、それ相当の責任が伴う。
それゆえ、防災設備、防災訓練など必要十分なチェックが監督機関によって行わなくては
ならない。そうでなければ、私たちは安心してホテルなどに泊まることもできない。
指導をした方も不備を見つけたら直ちに一定の期限を設けての改善命令を出し、
それを守らない業者が出たら、即日、業務中止命令と
刑事罰および罰金を科すことができる法律でなければならない。
それをしないから、悪徳業者がいつまでたっても減らないのだ。
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