2012年05月13日
「ホテル火災で7名の犠牲者!」に思うこと
(富士市中央公園のバラ祭りにて)
広島県の福山市の安ホテルで火災が発生し、
その犠牲者が宿泊者12名のうち、なんと半数以上の7名に達した。
火災で死者が出ることは、珍しいことではないが、問題は
ホテル側の防災設備の不備、防災訓練や避難訓練を一度も実施してこなかったこと等
危機管理についての意識が経営者に一切なかったことだろう。
テレビ映像で見ると窓がすべて板で打ちつけられていて煙や人が窓から
逃げることができないようになっていた。死者はすべて煙に巻かれ、一酸化中毒で
死んだとのこと。
私が憤っていることは、そういう状態のホテルが消防署などの関係当局の
指導・監査を受けていたのにもかかわらず、それを無視し経営できてきた事実だ。
例えれば、スピード違反を何回も繰り返したり、その他の違反を繰り返している
ドライバーが警察等の指導を無視して何年も運転してきたとと同じである。
ホテル経営に必要不可欠の防災設備がなかったり、避難訓練などを実施していない場合は
ただちにホテル経営ができないよう、法律を変える必要がある。
大きな事故、多数の犠牲者が出ないと何も見直されない今の法律、
現状、政治家、官僚に腹が立って仕方ない。
Posted by 塾長 at 23:40│Comments(0)
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